S30使用構築【鳳凰黄昏サイクル】最終503位
お久しぶりです。
まずは、当該記事を開いたうえで、閲覧して頂きありがとうございます。
けんた(tnせな)と申します。
今回はS30(禁止伝説ポケモン2体使用可能)シングル対戦において、503位(レート1854)という結果となり、禁伝2体環境で初めて最終3桁以内に入れたので筆を取った次第です。
1 コンセプト
今回構築を組むに当たって、過去シーズンから使っており、ザシアン環境の今、通りが良いと感じたHBS弱点保険ネクロズマ(黄昏)と、エースアタッカーとして抜き性能が高く、サイクルも回せる命の珠ホウオウで、一般ポケモンと合わしてサイクルを形成して勝つことを目標にしています。
2 構築経緯
今回構築を組むに当たって意識したことは
・ザシアン入りに安定して勝てること
・トップメタの禁伝に後出し若しくは対面で仕事ができるポケモンを採用すること
・攻めて勝てる構築であること
です。
その中でも、特にザシアンに対して安定して後出しができ、攻めに転じることもできる、ネクロズマ(HBS振り弱点保険)から構築を組みはじめました。
その次に、相棒となる禁止伝説枠については、ネクロズマの苦手な特殊アタッカーに強く、自身も火力が出せて、再生力を駆使してサイクルを回せ、エースになりうるホウホウ(AS命の珠)を採用。
ここからはこの2体をサポートし、補完のとれる一般枠を考えていきました。
3体目に、上記2体の禁止伝説枠ポケモンが共通してふりをとる、カイオーガのメタとしてナットレイを採用。
4体目に、環境に多いと感じた黒馬バドレックスに安定して受け出せ、ある程度の特殊アタッカーを見れるポリゴン2を採用。
5体目に、対面的に相手を見れて、みがわり持ちや受けパに多い、ジガルデ、ルギアといったポケモンに強く出れるマンムーを採用。
最後に、上記ポケモンが苦手とするウーラオス系統に強く、環境に多い状態異常技持ちに強い補完枠としてカプレヒレを採用し、本構築としました。
3 個体紹介
(1) ホウオウ:いのちの珠
性格:いじっぱり A↑ C↓
努力値:H60/A244/B12/C0/D4/S188
技構成:聖なる炎、ブレイブバード、じしん、自己再生
調整意図
H:珠ダメージ最小10n-1
S:+1で準速ザシアン抜き
運用(選出率2位)
本構築の攻撃の要であり、ダイマエース。
ホウオウについては、基本的にダイマックスを前提とした運用をし、大ジェットで素早さをあげながら高火力で上から攻撃していくのが強かった。
聖なる炎の追加効果や、再生力を活かしたサイクル性能など、ダイマックスなくとも十分に強かったです。
(2) ネクロズマ(黄昏のたてがみ):弱点保険
性格:わんぱく B↑ C↓
努力値:H244/A12/B132/C0/D4/S116
技構成:メテオドライブ、ロックブラスト、つきのひかり、りゅうのまい
調整意図
H:奇数で1番高い数値になるように
S:+1で最速100族抜き
B:悪ウーラオスのA特化鉢巻あんこくきょうだ確定耐え
運用(選出率1位)
持ち前の耐久でザシアンに安定してあと投げできたのが高評価。
Sを一竜舞で最速100族抜きまで振っているので、あえて弱点技を受けながら竜舞して返しで相手を倒したり、回復技があるのでサイクルも回せます。
不利対面から弱点保険発動で返り討ちにできたりとごつい見た目と裏腹に器用な立ち回りができて最高に好きでした。
技構成は、岩、じめん、鋼、エスパーで選択になると思いますが、タイプ一致の鋼技と通りの良い岩技を選択しました。
岩技が活きる場面も多いですが、鋼タイプになにもできないのがネックでしたので、構築によって変えてもいいと思いました。
見た目がゾイドなのも高評価!
(3) マンムー:気合いの襷
性格:いじっぱり A↑ C↓
努力値:A252/S252余りB
調整意図
ASぶっぱ
運用(選出率6位)
初手出し安定ポケモンでした。
対面構築ではないので、あまり運用しませんでしたが、それでも出せば必ず仕事をしてくれました。
一時期雪雪崩の型が話題になりましたが、結局ルギアやジガルデのみがわり割りながら殴れるつららばりが良いのかなと感じました。
あとは、サブウェポンに選んだステロが意外に刺さりました。(ステロだけに笑)
仲間大会の景品で頂いた個体でしたが、大活躍でした。
ありがとうございました!
(4) ポリゴン2:進化のきせき
性格:なまいき D↑ S↓
努力値:H244/A0/B108/C0/D156/S0最遅
調整意図
臆病黒馬バドレックスの+1サイコキネシス2耐え
控えめディアルガ流星群媒体ダイドラグーン2耐え
残りB振り
運用(選出率3)
相手が黒馬バドレックスを使用している場合の黒馬バドレックスの被選出率がすこぶる高かったので黒バド入りには必ず投げてました。
ポリ2読みスカーフトリックが鬱陶しかったですが、それでも大活躍でした。
ネクロズマとポリゴン2で、スカーフバドレックスにはエスパーとゴーストの一貫が出来にくいのも良かったです!
ネクロズマミラーに弱い型のネクロズマでしたので、竜舞型にも刺さるように途中でシャドーボールをイカサマに変えました。
Bに振ったことで、ザシアンようきAぶっぱ+1インファイトなら6.2%以外耐えて、電磁波で麻痺を入れたりと非常に選出し易いポケモンでした。
(5) ナットレイ:たべのこし
性格:なまいき D↑ S↓
努力値:H252/D252余りB
技構成:タネマシンガン、やどりぎのたね、電磁波、まもる
調整意図
HDぶっぱ
運用(選出率4位)
主にカイオーガが相手のパーティにいた場合に選出していました。
それ以外の選手については、相手のパーティを見てポリゴン2との選択でした。
やどりぎをすかされなさそうなパーティには選出していました。
元々は、タネマシンガンではなくジャイロボールにしていましたが、身代わりカイオーガに勝てないことや、カイオーガ以外にあまり出さないので、カイオーガに対しての遂行速度を上げるためにタネマシンガンに変更しました。
副産物としてキツかったガマゲロゲにも仕事ができたのも高評価です。
カイオーガに対して絶対仕事するマンでした。
(6) カプレヒレ:こうこうのしっぽ
性格:おだやか D↑ A↓
努力値:H252/A0/B172/C0/D84/S0
調整意図
HD:おくびょうサンダー1の0万ボルト媒体ダイサンダー確定耐え
HB:余りBに振ってますが、弱点や補正乗ってなければ大体一発は耐え
運用(選出率5位)
本構築のアイドル枠であり、ウーラオス対策最終兵器。
本構築に対しては、相手の構築にウーラオスがいれば被選出率が初手100%といって良いほど来ます。
それに対して初手カプレヒレが刺さり、仮にこなくても、しっぽトリックが警戒されず通ったり、自然の怒りで大幅な削りを入れられました。
受けパにも強く、刺さる相手にはとことん刺さりました。
一回は相手の攻撃を耐えてくれることがほとんどなので、しっぽトリックが刺さりました。
ザシアン入りには余り投げなかったので、選出率は控えめですが、ザシアンのいないパーティにはかなり刺さっていたように思います!
4 基本選出
基本選出についてですが、本構築はサイクル構築ということもあり、相手の構築を見た上で、臨機応変に選出や戦術を考えて対応できる構築というのも一つの強みと考えていますので、固定的に初手にこれを出してといった法則的なものや、コンセプトはありません。
しかし、相手のパーティにこのポケモンがいれぼ意識的にこのポケモンを出していたというのはありますので参考までに、載せておきます。
ザシアン、カイオーガ、いわゆるザシオーガには、
ザシアン、黒馬バドレックス、いわゆるザシバドには、
ホウオウ、ポリゴン2@1
受けパのような並びには
ホウオウ、カプレヒレ@1
相手のパーティにウーラオスがいた場合には必ず
カプレヒレ@2
ルギア、ジガルデ入りのパーティには
マンムー@2
くらいで、あとは相手のパーティを見て初手出し負けないこと、引先を用意すること、相手のポケモン1体で崩壊しないことを意識して選出していました。
5 あとがたり
私が今回使用した構築についてですが、基本的には対面的な動きではなく、サイクルを回して対戦するのを意識した構築になっています。
できる限り引き先を用意して、有利対面を作り出し、エースで抜いていくのを目標にしていました。
詰将棋のような試合を目標に、じわじわと勝利に近づいていくイメージで対戦していました。
私自身、今回の構築の並びや、性能が気に入っており、構築に自信もありましたが、禁伝2体環境で未だに3桁すら取れていなかったことや、サブロムを動かせていなかったこともあり、チキって中途半端なところでやめてしまいました。
来期は今期の反省を活かして、時間が許す限り最後まで戦い抜きたいと思います。
6 さいごに
さいごになりますが、ここまで読んでいただきありがとうございます。
特にSpecial thanks的な人もいないので、構築考えたりとか、対戦とか一人でしてるので、ぜひぜひ絡んで下さい!
強いていうなら、いつもゲームばかりしてるのに文句も言わず、ポケモンさしてくれる妻にありがとうと言いたいです。
最終日はTNがアニメの女キャラの2次元嫁のやつに、リアルの嫁の名前TNにしてる俺が負ける訳ないやろっていう気持ちで頑張っていました。笑
アニメは大好きです!
ポケモン友達いつでも募集中です!
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おわり。