公僕のポケモン生活

ポケモン剣盾の構築記事です

SV・S9使用構築【こだわりスタンダード・最終395位】

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 まずは当該記事を閲覧して頂き、誠にありがとうございます。

 みやせと申します!

 今回、シングルマッチシーズン9において395位(レート2001、67勝31敗、勝率68.3%)という結果で終わる事ができました。

 一つ目標としていたレート2000を達成できた事から筆を取った次第です。

 それでは、早速ですが構築紹介を始めていきたいと思います。

1   構築経緯

 まず、今回の環境を闘う上で、自分の信条として最も気をつけていたのは、できる限り相手も自分もストレスなく、対戦を行う事です。

 ルール上、使用可能な技や戦術であれば、どんな技を使い、どんな構築を使おうと間違いではありませんし、多様性があることは素晴らしいことだと思います。

 しかし、どうしてもが絡みやすいゲームですので、できる限り運が絡まない立ち回りや選出のできる構築を目指し、相手に対して、できる限り運ゲーを押し付けず、気持ち良く対戦できる構築を考えました。

 まず、最初に構築の軸として考えたのは、サーフゴーカイリューの組み合わせです。

 言わずと知れたサフゴカイリューですので、弱いわけがあるはずもなく、選出もしやすく、両ポケモンについては命中不安技を採用しなくてもいいこともあり軸にしました。

 また、サーフゴーについては、相手が押し付けてくる電磁波痺れ等の運要素を排除できることも大きいです。

 気持ち良く勝ちたいというコンセプトから、両ポケモンについては火力アップアイテムのこだわりメガネこだわりハチマキを持たせ、火力を押し付けていくことにしました。

 また高火力で叩くことで、相手のサイクルを破壊し、こちらが被弾する試行回数を減らす目的もあります。

 次に、この2体で取りこぼしたポケモンを狩るために、上から怯ませてくる相手に強く出ることができ、スイープ性能の高いブーストエナジーハバタクカミを採用しました。

 4体目に、このままでは、相手の気合いの襷持ちパオジアンに対面負けてしまいますので、パオジアンの上から動け、ブーストエナジーテツノツツミ以外にはほぼ上から動けるこだわりスカーフを持たせたパオジアン(フェアリーテラス)を採用しました。

 5体目に、物理タイプの火力集中に対応し、サイクルを回すクッション枠として防御方面に厚く耐久をふったヘイラッシャを採用しました。

 6体目に、イーユイやジバコイルが重く感じた為、その2対に対して安定し、電気の一貫を切ることができ、ステロも負けて行動補償のあるディンルー採用して構築としました。

2   個体紹介

(1)  パオジアン(フェアリー):こだわりスカーフ

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 性格:ようき S↑ C↓

    努力値:H0A252B4C0D0S252

 技構成:つららおとし 、ふいうち、せいなるつるぎ、テラバースト

 調整意図

 ASぶっぱの余りB

 運用(選出率4位)

 最凶ポケモンと名高い1匹であり、今回はスカーフで採用しました。

 選出する際は、フェアリーテラバーストの一貫があり、相手のパオジアンプラス1体を倒せると思った際に選出していました。

 できる限り、命中不安のつららおとしを押さないように立ち回りを考えていました。

 刺さる相手には刺さりましたが、皆さんパオジアンの対策をされていましたので、あまり選出しなかった印象です。

 相手にスカーフ持ちとバレた後にふいうちがよまれず、楽に通る場面があり、意外と使いやすかったです。

 

(2)  サーフゴー(ひこう):こだわりメガネ

f:id:kntsena:20230901213244j:image 性格:ひかえめ C↑ A↓

    努力値:H100A0B60C212D20S116

    技構成:ゴールドラッシュ、シャドーボール、10万ボルト、トリック

 調整意図

 BパオジアンA252振りふいうち、ディンルーA252振りじしん、最高乱数きり耐え
 S無振りウーラオス抜き抜き
 DハバタクカミC252振りシャドボ最高乱数きり耐え

   C余り

 運用(選出率1位)

 本構築の軸であり、最も活躍したポケモン

 ゴールドラッシュやシャドーボールの威力が凄まじく、有利対面さえ作れば、引先を大幅に削ることもでき、相手の受けを許さないのが素晴らしかったです。

 相手の裏を見て、冷静にどの技を選択するかが勝敗を分けた印象です。

 基本的に初手出しをしていました。

 飛行テラスがあまり読まれず、地面技を透かして楽に勝てることもありました。

 文句なく強い!

 

(3)  カイリュー(ひこう):こだわりハチマキ

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 性格:いじっぱり A↑ C↓

    努力値:H148A252B0C0D0S108

    技構成:げきりんしんそく、じしん、テラバースト

 調整意図

 Aぶっぱ

 S最速ガチグマぬきぬき

 余りH

 運用(選出率2位)

    最強ポケモン

 マルチスケイルによる行動保障と高火力技で相手の受けを許さない。

 カイリューを受けてくるポケモンに対してサーフゴーが強く、この2体で相手を疲弊させサイクルを許さなかった。

 サーフゴーとのタイプ相性もよく非常に使いやすかった。

 

(4)  ハバタクカミ(フェアリー):ブーストエナジー

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 性格:おくびょう S↑ A↓

    努力値:H4A0B220C132D4S148

    技構成:ムーンフォースシャドーボール、めいそう、いたみわけ

 調整意

    Bカイリュー特化こだわりハチマキじしん耐え

 Sハバタクカミミラー意識

 C出来るだけ高く

 調整は同じ窓のラブビアさんに教えて頂いた型を使用していました。

 運用(選出率3位)

 めいそう、いたみわけ型でカイリューに対して強く出れる枠として優秀でした。

 Sぶっぱみたいなハバタクカミ以外には上を取れており、最後の詰め役としても非常に優秀でした。

 

(5)  ディンルー(どく):オボンのみ

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 性格:わんぱく B↑ C↓

    努力値:H244A4B148C0D84S28

    技構成:じしん、カタストロフィー、ステルスロック、ふきとばし

 調整意図

 H奇数最高
 Bあまり
 Dハバカミムンフォオボン込み2耐え
 Sカバぬきぬき

 運用(選出率6位)

 ほとんど選出に絡んできませんでしたが、相手に対する選出圧力になればと思っていました。

 当初は、ディンルーでステロを撒き、裏のポケモン2体を通していく構想もありましたが、ほとんど採用しませんでした。

 

(6)  ヘイラッシャ(フェアリー):たべのこし

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    努力値:H252A0B188C0D68S0

    技構成:ウェーブタックル、ボディプレス、あくび、まもる

 調整意図

   Hぶっぱ

   DおくびょうC252振りハバタクカミムーンフォース2発確定耐え

 B余り

 運用(選出率5位)

    相手のパーティに、パオジアン、カイリュー、ウーラオスの、3体が入れば選出していました。

 基本的には相手の構築が物理によっていたり、

積みポケモンがエースであろう場合に採用していました。

 ボディプレスについては、構築によっては他技と選択になると思います。

 ボディプレスにした1番の理由については、無振りテツノツツミに対して、ゴーストテラス以外であればみがわりを割ることができるからです。

 

3 基本選出

  基本選出については、

     サーフゴー

     カイリュー

     ハバタクカミ

 の選出を行っていました。

  基本的にはタイプ受けで、緩くサイクルを回して、有利対面を作り、有利対面から高火力を押し付けていくことがコンセプトとなります。

  サーフゴーを初手出しすることが多く、初手の有利対面を取れれば、積極的に引き先に負荷のかかる技選択をとっていました。

  パオジアンの通りが良いと判断した場合には

 ハバタクカミと変更することが多かったです。

  また、相手の構築に、パオジアン、ウーラオ

 ス、カイリューといった物理ポケモンが複数いた場合にはヘイラッシャを採用したいました。

  イーユイ、ジバコイルといったポケモンの被選出率がほぼ100%でしたので、そのような場合や、ステロの通りがいい場合にはディンルーを選択していました。

 

4 最後に

 今シーズンランクマをするにあたり、やはり、自分が1番強く感じたのは、急所、一撃技、ひるみ、まひ、命中不安技、テラス択等の運要素が多い環境だなと感じました。

 そんな中で、自分も同じように一撃技やまひ、こおり等に頼るのではなく、できる限り運要素を排除して対戦できるように心がけてきました。

 自分は一撃技を当てられればイラっとしてしまいますし、明らかにひるみや氷、まひ以外で負けないという時にそれを相手に引かれればイラっとしてしまいます。

 ですので、自分がされて嫌なことは、対戦相手にもそのような気持ちにならないでほしいので、できる限りしないように心掛けました。

 まさに、撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだであり、自分には撃たれる覚悟がないので撃てませんでした。

    運要素以外のプレイング、構築、選出等で負ければ納得できますし、対戦相手も納得してくれるはずです。

 ただ、私自身、パオジアンがつらら落としを撃つときには「なんとかなれ〜」と妻と2人で唱えながらAボタンを押している時がありました。

 そんな自分が許せず、つららおとしをアイススピナーにしたこともありましたが、最後には、つらら落としを使ってしまった自分が本当に情けない思いです。

 ですが、そういった運要素も含めて、面白いのがポケモン対戦です!

 これからも一喜一憂しながら、ポケモン対戦楽しんでいきたいと思います😊

     最後まで読んで頂き誠にありがとうございます!!

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みやせ (@kntsena) / X