S33使用構築[氷龍・雷龍サイクル最終394位]
はじめましての方ははじめまして!
今までの記事も見て頂いてる方はお久しぶりです!
けんた(TNせな)です。
今回はシーズン33において、394位という結果に終わり、今回のシーズンで剣盾ランクマッチに取り組むのは最後にしようと考えていますので、記念に記録しておこうと思い筆をとった次第です。
1 コンセプト
今回構築を組むに当たって、軸にするポケモンは禁止伝説ポケモンの中でも最もビジュアルが好きで、性能も申し分のないホワイトキュレム(以下Wキュレムと記載)から構築を組み始め、サイクル下の中で崩していきながら勝っていくことをコンセプトにしました。
2 ポケモン対戦に関する思想
この表題については、完全に私個人の見解であり、私一個人の考え方です。
不快に思われる方は読み飛ばして頂いて構いません。
私が今回構築を組む上で念頭に置いていることは
あくまでゲームを楽しむこと
です。
もちろんそれは、対戦相手の方にも、私と対戦した際には楽しんでもらいたいと思っていますので、構築を組む上で、私自身が対戦した際に不快度が高い行為やポケモンは使わないことを本構築では実施しました。
ですので、私は本構築を組む上で
・サンダー、ラッキー、ゴチルゼル、
メタモン、特性悪戯心は使わない
・一撃技は使わない
・自らTODは狙いにいかない
・耐久値上昇技は使わない
・命中率80%以下の技は使わない
ということを前提としています。
麻痺技については本構築でも使用していますが、麻痺バグ狙いではなく、あくまでS操作を目的として使用しています。
※もちろん麻痺バグにより拾った試合もあります。
これらのポケモンや技を使用する人を否定するつもりは全くありませんし、私自身使っていたシーズンももちろんあります。
今回は、最終シーズンということもあり、正当派な動きで勝ちに行きたかったのと、やっぱり人を不快にしてまで勝とうというよりは、あくまで読み合いの上でサイクルを回して勝負したいという気持ちがありました。
自分がされて嫌なことはしない、ただでさえ運要素の強いゲームに運要素は極力持ち込まないようにと考えて構築を組んでいます。
あくまでゲームなのでスカッとカッコ良く勝ちたい!!という思いから、最後はエースアタッカーを通していくことを目的としてゲームに取り組んでいます。
どんな名作でもそうですが、ルールに規定がないからといって、アンパンマンが背後からバイキンマンタコ殴りにして勝ってたって面白くないでしょ?笑
あくまで個人的な考え方なので、ゲームに対する想いは人それぞれ、だからこそ面白いんだと思います。
ただ、あくまでゲームなので、勝ったから偉い訳でも弱いからダメな訳でもないです。
ゲームが強いからって、社会的にみたら子供が楽しむゲームを大人が顔真っ赤にしてやってる、仕事や私生活に影響を及ぼすなんてゲームしてない人、一般の人から見たらそれこそ恥ずかしい人ですよね。
それを踏まえた上で、みんなで楽しくゲームできればなと思っている次第です。
長くなりましたが、構築の説明に移らせて頂きます。
3 構築経緯
現環境(禁止伝説2体環境)にあっては、ザシアン入りに勝てない構築は勝てないと考えているので、まずは
ザシアン入りに安定して勝てること
を意識した。
構築を組むにあたり、Wキュレムを軸に置くことを考えたときに、Wキュレムではザシアンには対面絶対に勝てないことから、ザシアンの受け駒として、ヌオーを採用。
Wキュレムについては、過去シーズンの使用感からも、Wキュレムの最も強い型はスカーフであると考えていたことからスカーフで採用。
次に相方となる禁止伝説枠にゼクロムを採用。
禁止伝説枠にドラゴンタイプ2体採用はやりすぎではと思われるかもしれませんが、逆に相性がいいんです。
ゼクロムを受けようとするポケモンには圧倒的にWキュレムが強く、Wキュレムに強いポケモンはゼクロムに弱い。
現環境、2体が不利を取るフェアリータイプがザシアンで使用されてることが多く、2体ともが圧倒的に不利をとることがありません。
ザシアンはヌオーで止まるので問題なく、ゴツメ2回入れれば、Wキュレムのクロスフレイムで落ちます。
他のフェアリータイプは、ミミッキュ、カプレヒレ、アシレーヌといったポケモンが多く、いずれも有利、若しくはイーブンで戦うことができます。
この2体がいると選出段階から、択を産むことができ、相手の選出を歪める上、こちらにヌオーがいても相手はほぼ100%ザシアンを選出してくるので、こちらとしては選出が読みやすくなる利点もあります。
あとは、禁伝2体環境が最後だったので、シンプルに見た目が好きだった2体を無理やり使ってた感はありました笑
伝説ドラゴン2体採用は男のロマンです笑
残りの一般枠については、環境に多いバドレックスに不利を取りにくいポリゴン2を採用。
最後の一枠は、自分の嫁がニドクインみたいになってしまったということで、ニドクインを使用してましたが、使いこなせず、レートを溶かしてしまった自分が情けないですが、ニドクインを解雇して、ウーラオス(悪)を採用しました。
嫁ごめん。
ストレスの原因であるラッキーやゴチルゼルを破壊するためだけに採用しました。
結果的に鉢巻あんこくきょうだ、インファイト撃ってるだけで勝てる試合もありました。
ニドクインごめんよ、、
こうして、6体の選出になりました。
自分の中で、一般枠の内3体は、ナットレイ、ポリゴン2、ヌオーは固定で、ウーラオスの枠は選択かなと思ってます。
上記の理由から、本構築を構成しました。
4 個体紹介
(1) Wキュレム:拘りスカーフ
性格:臆病 S↑ A↓
努力値:H4A0B0C252D0S252
技構成: フリーズドライ、りゅうせいぐん、クロスフレイム、シャドーボール
調整意図
CSぶっぱの余りH
運用(選出率1位)
本構築の顔であり、エースアタッカー。
氷技をフリーズドライにする事で、カイオーガ等の水タイプにも打点を持て、ガマゲロゲやトリトドンといった、水草タイプに4倍をつける。
初手に投げることが多く、初手Wキュレムザシアン対面が多発し、初手からいきなり命懸けの択が発生することもしばしば。
相手の裏にもよるが、上手いプレイヤーほど裏のヌオー引きに合わせて交代してくる印象で、ヌオーに強いポケモンに引いてくることが多い。
交換読みでつっぱりフリーズドライでヌオーに強いサンダー、カイオーガ、イベルタルなどを破壊して、Easy Winをもらうことも多かったが、突っ張ったが故にザシアンに一撃で倒されることもあった。
相手の裏と順位に裏付けされた突っ張りなので許して欲しい。
最高にスリリングで楽しいエースだった。
黒バドにも非常に強く出れ、体力を少しでも残せばスカーフで上から殴れて仕事をしてくれる頼れるエースでした。
(2)ゼクロム:命の珠
性格:ようきS↑C↓
努力値:H 0A252B4C0D0S252
調整意図
ASぶっぱの余りB
運用(選出率4位)
ダイマエースアタッカー。
Wキュレムが通しにくい構築や、ゼクロムの通りの良い構築には積極的に選出した。
刺さりが良い構築にはとことん強く、一体で相手を壊滅させるだけの力を感じた。
このポケモンも技の択になる場面が多く、相手との読み合いになり、最高にスリリングでした。
ダイサンダーか、交代読みダイドラグーンか、中間択のダイジエットかと悩まされました。
あと交代読み竜舞とか笑
心理戦というか、ポケモンの醍醐味というか本当に使ってて楽しいポケモンでした!
(4) ポリゴン2:進化のきせき
性格:なまいき D↑ S↓
努力値:H244/A0/B108/C0/D156/S0最遅+1
調整意図
臆病黒馬バドレックスの+1サイコキネシス2耐え
控えめディアルガ流星群媒体ダイドラグーン2耐え
残りB振り
運用(選出率3)
相手が黒馬バドレックスを使用している場合の黒馬バドレックスの被選出率がすこぶる高かったので黒バド入りには必ず投げてました。
よく、ポリゴン2読みダイマックスダイサイコ撃たれて崩されかけてましたが、ダイマしてタスキさえ壊せれば、スカーフキュレムで上から倒せるのであまり困りはしなかった。
どんなポケモンにもダイマックスターンを2ターンはからしてくれるし、1発耐えて電磁波さえ入れれば、エースで上から殴れる体勢も作れる。
サイクルを回す上で良い潤滑油になってくれてました。
(4)ナットレイ:たべのこし
性格:なまいき D↑ S↓
努力値:H252A0B4C0D252S0(最遅)
技構成:タネマシンガン、ジャイロボール、やどりぎのたね、電磁波
調整意図
HDぶっぱ
運用(選出率5位)
主にカイオーガが相手のパーティにいた場合に選出していました。
絶対零度を撃ってきた場合はWキュレムで透かすことでなんとかしていました。
後は、構築上ゼルネアスがめちゃくちゃ重たいので、ゼルネアス入りには必ず初手投げしてました。
ゼルネアスにきあいだまさえなければなんとかなります。
出せば必ず仕事をしてくれるいぶし銀なポケモンでした。
(2)悪ウーラオス:こだわり鉢巻
性格:ようきS↑C↓
努力値:H 0A252B4C0D0S252
技構成:あんこくきょうだ、インファイト、ふいうち、毒突き
調整意図
ASぶっぱの余りB
運用(選出率6位)
ラッキー、ゴチルゼル入りや受け気味のパーティに選出していました。
インキャを狩るためのマッチョ。
どうしようもない時に、ゼルネアス、レヒレ引き読み毒突きで試合を拾うこともありました。
インファイトでラッキー破壊するのが気持ち良すぎました!
Aボタン連打おじさんポケモンでした。
(6)ヌオー:ゴツゴツメット
性格:図太い B↑ A↓
努力値:H252A0B252C0D4S0
技構成:ねっとう、自己再生、どくどく、まもる
調整意図
HBぶっぱ
運用(選出率2位)
ザシアン受け。その言葉だけで、分かるはず。
Wキュレムの相方としてザシアンの攻撃を受け続けてくれた苦労人。
選出率も堂々の2位でどれだけこの環境でザシアンが暴れているのかがよく分かる。
交代読みどくどくやねっとう、まもるで様子を見れるのも強かった。
よくザシアンの攻撃を耐え続けてくれました。
ありがとう。
5 基本選出
今回の構築はサイクルを回す上で、アタッカー2体受け1体、若しくは、アタッカー1体受け2体の選出をしますが、相手の禁止伝説枠に合わせて後出しできる受けを入れて選出していました。
簡単にですが下記の通り選出していましたので例として出しておきます。
ザシアンがいる場合はヌオー確定
黒バドレックス、ディアルガがいる場合はポリゴン2確定
で必ず選出をし、余ったところに他のポケモンで通りの良い手持ちのポケモンを出します。
他の伝説に対しては、パーティを見てその都度決めていました。
その上で、Wキュレム若しくはゼクロムどちらかを絶対選出し、ラッキー、ゴチルゼルがいれば必ずウーラオスを選出します。
メタモンがいる場合はゼクロム、ウーラオスの選出を控え、どうしてもゼクロムを出す場合はWキュレムも出します。
メタモンに対してもスカーフを持たせる事でWキュレムは強く出れ、同速若しくはダイマの撃ち合いになればメタモンのダイドラグーンは確定で耐えますが、メタモン側は290から344入るので良い乱数で落とせます。
バドザシ、ザシオーガに対する戦績は、正確に記録していませんが、7割以上は勝ててたように思います。
特に重たかったポケモンベスト3は、
エースバーン
ゼルネアス
でした。
エースバーンはダイマされて技撃たれてるだけで厳しく、エースバーン入りのパーティにゼクロムを選出することが難しかった印象で、2体くらい持っていかれてました。
ゼルネアスはナットレイでなんとかするしかなく、気合い玉があるとほぼ負け確定です。
ゴチルゼルはナットレイ、ポリゴン2、ヌオーキャッチされた時点で負け。
後は、選出も技選択も択になることが非常に多く、技選択は非常に重要でした。
安定行動だけでは、厳しくどうしても読まなくてはいけない部分も多いですが、だからこそポケモンしてる感がすごく、最高に脳汁が出ます笑
決まった時の爽快感は、なにものにも変え難い快感でした笑
6 あとがたり
今回の構築は、性能もさる事ながら禁止伝説枠の組合せのビジュアルとしては最高のものだと自負しております。
Wキュレム、ゼクロム、相反する色と能力を持つ2体のドラゴンの入った構築は最高にかっこよく、最後のシーズンにこの2体とランクマに潜れて良かったです。
択になることも多く、最高にポケモンしてる感じと、決まった時の爽快感は言わずもがな最高です。
もう、この環境は戻ってこないのでもう少し上を目指してもぐりたかったですが、平日中日ということもあり断念しましたが、悔いはありません!
最高に楽しく、カッコいい構築でした!
7 さいごに
ここまで読んで下さった皆様ありがとうございます。
ポケモンを通じて関わって下さった皆様には感謝の気持ちしかありません。
本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
このシーズンが終わったら妻に痩せると約束したので、今までポケモンしてた時間は走ることになりました。。
ですので、幻環境はやるか分かりませんが、スカーレット、バイオレットは必ずやりますので一緒に楽しめたら幸いです。
ポケモン友達いつでも募集中です!
構築等気になる点がございましたら下記のTwitterアカウントまでよろしくお願いします。